数字で検証!ヨシケイ「定番」の1食の栄養価と健康効果
忙しい毎日の中で健康的なメニューを考えて、食事を摂るのは大変ですよね。
簡単に作れて、コスパもいいミールキットがヨシケイのミールキット「定番」です。
今回は食生活アドバイザーの資格を持つ私が、ヨシケイの「定番」の栄養価について具体的な数値をもとに調査してみました。
結論:野菜が摂れるローカロリーな食事
先に結論をまとめると、ヨシケイの定番は、野菜がしっかり摂れるローカロリーで高たんぱくな食事でした。
厚生労働省の摂取基準と比べても、健康的なことがわかります。
家庭的な料理で、栄養バランスが整った食事をとりたい人にもおすすめでした。
次から、カロリー、塩分、脂質量、糖質、タンパク質の5つの数値で見ていきます。
ヨシケイの「定番」のカロリー/エネルギー
調査の結果、ヨシケイの「定番」の平均カロリーは364kcalでした。中央値は352kcalで、1番カロリーが低いものは1食215kcalでした。
1日の必要カロリーは男性が2,300kcal~3,050kcal、女性が1,700kcal〜2,300kcalです〈参考:厚生労働省〉
つまり、1回の食事が男性は766kcal〜1,016kcal、女性は566kcal〜766kcalになります。
ヨシケイのミールキットは必要カロリーよりも少なく、ヘルシーな食事になることがわかります。
- 参考:推定エネルギー必要量(厚生労働省)
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レベルI:自宅でも仕事でも1日座っていることがほとんど
レベルⅡ:座り仕事が中心だが、散歩や階段の上り下り、軽いスポーツなどいずれかを含む
レベルⅢ:立ち仕事や重い物を運ぶ仕事、またはジムでのトレーニングなど運動習慣を持っているこちらは厚生労働省が出している日本人の食事摂取基準の表です。ぜひ1度自分の生活を思い浮かべて、必要カロリーを調べてみてください。
男性は2,300kcal〜3,050kcal、女性は1,700kcal〜2,300kcalが必要量になっています。〈参考:厚生労働省〉
つまり、1回の食事が男性は766kcal〜1,016kcal、女性は566kcal〜766kcalになります。
カロリーは多すぎると肥満に、少なすぎても体に良くないとされています。オイシックスのカロリーは、日本人の摂取量に程よいことがわかります。
ヨシケイの「定番」の塩分量
塩分は、高血圧や慢性腎臓病、胃がんなど健康に影響を及ぼす他にも、体のむくみになる要素の一つなので、気になりますよね。
今回調べたところ、食塩相当量の平均は3.6g、中央値は3.6gでした。
塩分摂取基準は1日7gとかなり厳しい値です。
現状、日本人の1日の食塩摂取量の平均値は10.1gと超えています。
塩分が高くなりがちな夕飯で平均3.6gのヨシケイは、基準値にあった健康的な量であることがわかります。
- 参考:結果の概要(厚生労働省)
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2023年6月に1日の塩分摂取量の目安が7gに改められました。
1日3食とすると、1食当たり2.3gになります。日本人の塩分平均摂取量は10.1gと基準量を上まっています。外食はもちろん、自炊をしていても7g以下に抑えるのは難しいです。
オイシックスのミールキットは1セットの食塩相当量が2g前後が多いです。塩分が多くなりがちな夕ご飯に2g前後で済ませられるのは、塩分抑えめの食生活になりますね。
ヨシケイの定番の脂質量
脂質量は摂りすぎると中性脂肪が作られてしまい、メタボの原因の1つになります。ダイエットにはもちろん、健康的にも摂りすぎないようにしたい栄養素です。
今回調べたところ、脂質量の平均値は19g、中央値は18.3gでした。
厚生労働省の摂取基準によると、1食あたり14.6〜22gなので基準値範囲内に収まっています。
特に夕ご飯では脂質が多くなりがちなので、平均19gは少ないと言えます。ダイエットにも効果的ですね。
- 脂質量の算出方法(参考:厚生労働省・こちらのサイトより)
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厚生労働省の食事摂取基準によると、成人は脂質から摂取するカロリーを1日の総摂取カロリーの20〜30%に抑える、と設定しています。〈参考:厚生労働省〉
こちらを重量で計算していきます。
レベルI:自宅でも仕事でも1日座っていることがほとんど
レベルⅡ:座り仕事が中心だが、散歩や階段の上り下り、軽いスポーツなどいずれかを含む
レベルⅢ:立ち仕事や重い物を運ぶ仕事、またはジムでのトレーニングなど運動習慣を持っている1日の推定必要カロリーは年齢や性別、運動量によって異なります。上の表から自分の推定必要カロリーを確認します。
例えば20代で身体活動レベルが普通の女性の場合、1日当たりの推定必要カロリーは2,000kcalです。
2,000kcalの20〜30%は、400kcal〜600kcalになります。脂質は1g9kcalなので、9で割ると約44g〜67gになります。
より詳しい情報は、厚生労働省のサイト又は、こちらのサイトを見てみてくださいね。
ヨシケイの「定番」の糖質
糖質は炭水化物の一部です。糖質は摂りすぎると、脂肪に変わり肥満につながるのでダイエットでも注目されている栄養素の1つです。摂りすぎが続くと糖尿病の危険もあります。
逆に足りないと、疲労感や集中力の低下も指摘されています。
今回調べたところ、糖質の量は平均値24.2g、中央値は24.7gでした。(炭水化物の量で記載しています。詳しくは糖質基準値算出方法をご覧ください)
厚生労働省の摂取基準によると、男性が95~165g、女性が70.8~95gなので、基準値範囲内に収まっています。
特に夕ご飯では糖質が多くなりがちなので、平均24.2gは少なめといえます。ダイエット効果も期待できますね。
- 糖質の基準値算出方法
厚生労働省が定めている基準を見ると、1日に必要な総カロリーの50~60%と書かれています。
カロリーのところで見た通り、1日の必要カロリーは男性が2,300kcal~3,050kcal、女性が1,700kcal〜2,300kcalです〈参考:厚生労働省〉
そのため、必要な炭水化物のエネルギーは男性が1,150kcal~1,982kcalで、女性が850kcal~1150kcalです。
炭水化物は主に糖質と食物繊維で構成されています。食物繊維のエネルギー量は微量なので、ここでは炭水化物のエネルギー=糖質のエネルギーとして計算します。
1g=4kcalなので、男性が1日に必要な糖質は、287.5~495.5g、女性が1日に必要な糖質は212.5~287.5gです。
1食あたりに換算すると、男性が95~165g、女性が70.8~95gになります。
ヨシケイの「定番」のタンパク質量
タンパク質は髪や肌のハリやツヤを作る大事な栄養素なので、美容効果が高いです。
タンパク質の平均値は26.3g、中央値は26.5gでした。
厚生労働省の摂取基準は、1食あたり男性20g、女性16gです。男性には若干物足りないですが、女性は十分摂取基準を満たしています。
- 参考:厚生労働省のタンパク質摂取基準
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レベルI:自宅でも仕事でも1日座っていることがほとんど
レベルⅡ:座り仕事が中心だが、散歩や階段の上り下り、軽いスポーツなどいずれかを含む
レベルⅢ:立ち仕事や重い物を運ぶ仕事、またはジムでのトレーニングなど運動習慣を持っている
ヨシケイの定番の栄養バランスは総合的にどうか
結論、ローカロリーで高たんぱくな食事になっています。
自分でカロリーや塩分、糖質を気にして、健康的な食事を考えるのは大変ですよね。
定番メニューは、家庭的な料理で野菜も摂れるのでおすすめですよ。
ヨシケイの定番の実際のメニューについてはこちら↓
ヨシケイのプチママにダイエット効果はあるのか?
ダイエット効果については、ローカロリーで高たんぱくな点は効果があるといえます。
メニューによっては、脂質量や塩分、糖質が多いことがあるので、白米の量を調整したり、油を減らしたりするのがおすすめです。
ヨシケイの食事と運動を組み合わせましょう。
ヨシケイの栄養表示はどこ?
注文に使うヨシケイ公式アプリから栄養成分を見ることができます。
毎週届く紙媒体の冊子にはカロリーのみの書いてあるので、詳しくはアプリで確認しましょう。
注文したいメニューを開くと見ることができます。
ヨシケイで健康的な食事を!
ヨシケイの定番は、野菜もしっかり摂りながら、ローカロリーで高たんぱくなメニューでした。
自分で栄養バランスを考えながら、作るのは大変ですが、ヨシケイの定番は30~35分でできます。
気になった方はぜひ試してみてくださいね。
お試しセットについてはこちら↓